オグリを主人公にしたウマ娘の2クール目もここに完結
本シーズンの特に見どころだった部分はジャパンカップにおける海外勢との戦いと、後はなんといってもタマモクロスの引退レースにもなるラストの有馬記念だったと思うけど、中央競馬の面々や海外勢の強さが遺憾なく発揮されていて、日本一になるための高い壁としてたくさんの強敵が描かれていてよかった
特にタマモクロスとの関係は本シーズンの軸にもなっているような話だったと思うけど、タマモクロスが強いのはもちろんのこと、でもそれだけではなく、パーソナルな面でも彼女や彼女とオグリの関わりが描かれていたのが個人的にはライバル的関係性を実感させてくれてよかったね
レースシーンの熱さも健在で、みんながみんなレースにかける熱い思いを持っていることが丁寧に描写されていたのでどのキャラにも感情移入できたね
また、タマモクロスとの戦いで彼我の差を感じていたオグリが、カサマツのみんなや北原との再会、またディクタとのやり取りで自分の走る理由を思い出すシーンはグッと来たね(やはりこれからはゾーンに入れるか否かが勝敗を分ける、というような展開になるのだろうか……?)
全体として、(『プリティーダービー』と冠していた過去シリーズと比べて)萌えアニメ的な、というよりは、王道の少年漫画のような良さがあるなとおもった今作、本シーズンでした