カララとシェリルのビンタ合戦の次は、コスモとベスがエレベーターの中で殴り合い。技術者達も怒鳴り合ってるし、終わりの見えない戦いでソロシップ内のストレスの度合いがスゴい。難民を乗せてた頃のホワイトベースみたい。
大勢の兵士の前で陵辱されて片乳ポロリのカララ。当時は何かに目覚めるキッズもいそう。カララはそれっぽいことを言ってるけど、ソロ星でギジェの忠告も聞かずに地球人に近づいたカララが全ての発端なんだから、ハルルの方が正論だと思う。
カララは「姉妹だから…」と甘い考えを持ってたけど、女を捨てて軍人として生きる道を選ぶしかなかったハルルにして見れば、比較的自由気ままに生きて、異星人の男ともイイ感じになってるカララは余計に許せない存在なんだろう。
初登場のハルルがどういう人物であるのか、上手く表現されていたと思う。
実力は大したことはないハルルが現場に口を出して、出世狙いの軍人達は右往左往。妹のカララには性格を知られているから作戦を読まれてしまう始末。ハルルは父の期待に応えようと努力してるのかな。ちょい不憫。
カララがソロシップの人達に少しずつ信頼されていく過程も良い。
頭部バルカンのむき出し感がスゴいなと思った。
アマテがコロニーでの日常にどこか嫌気というかダルさみたいなものを感じてたとしても、無関係な貧民窟を荒らされてるだけなのに危険なMSに乗り込むところや、軍警察が妙にテンパってワーワー喚いたりするところとか、ちょっとキャラクター達が情緒不安定だった。
EDで二人が仲良く楽しそうに過ごしてるとこは良かった。
アバデデの「なぜこんな馬鹿な死に方を…」という最期の後悔が痛々しい。
カララはアバデデに対して「忠義忠節だけの男。面白くもない」というトンデモナイ評価を下してたけど、彼はハルルを「年増のジャジャ馬」呼ばわりしてたぐらいから、忠義一筋の人間ではなくて、家族に見捨てられたカララを不憫に思って動いたんじゃないのかなと思った。
突然始まるカララとシェリルのビンタ合戦に笑った。女の友情?
伊豆諸島の火山に核を撃ち込んでエネルギーを取り出すとか、電力の強制徴発で山の手線内にバリアを張るとか、とんでもない作戦連発でワクワクした。
東京の空が巨大な宇宙船で覆い尽くされるビジュアルも良かった。
前作より10分くらい長くなって、詰め込み過ぎ感は無い。
ゲドーよりエリアルの方が街を破壊してるというツッコミどころは今作の方が鮮明だと思う。
まだ自動改札じゃなくて人が立っていたり、花の万博の看板に時代を感じる。
制作デスクが谷口悟朗でびっくり。
このOVA作品は単体で楽しむものではなくて、原作読者へのサービスとして作られたのかな。
エリアルのパイロットが博士の孫と姪である理由とか色々分からなかった。エリアルの顔を博士の奥さんに似せて作ってるから、エヴァ初号機とシンジ君みたいな関係性でもあるのかと思った。
いきなりあらすじから始まるから、見る順番を間違えたのかと思った。人間関係がコテコテだから、展開にはすぐに追いつけた。
異星の侵略者が軍じゃなくて企業というのが新鮮。彼らにとっては巨大人型兵器より一人の剣豪の方が手強いらしい。
セル画の色合いや、バブリーな女子大生の生活描写が懐かしい。
佐助回としてはこれが最後かな。佐助回らしくあんまりパッとしない。良牙のラブレターの勘違いもひねりが無い。
佐助の一番最後のシーンで、出っ歯の色の塗り間違いでずっとあかんべー😛をしていた。
両陣営ともにちゃんとしたリーダーがいないから、疑心暗鬼で、白旗に関する勘違いはあったけど、コスモは端から騙すつもりだし、ダミドも出世に利用するために都合の良い解釈ばかり。ドロドロ。カララの活躍に期待するしかない。
カーシャもやりたい放題。Zのカツのポジション?何で彼女にパイロットをやらせてるんだろう?
江口寿史のキャラクターと大友のメカが鼻血が出そうなくらいの豪華なスタッフで動く幸せ。
高齢化問題を結構グロテスクな角度から切り込んでいくけど、ギャグタッチの明るい作風で楽しく見られる。バブルの頃の日本の明るく元気で、根拠のない自信に満ちた無責任な空気を味わうこともできる。
介護ベッドの被験者としてモノのように扱われるボケボケのおじいちゃんが心細くて、ボランティアの晴子(脚線美)や亡き妻との繋がりを求めるとこにじ~んと来る。
亡き妻の人格を与えられたZがおばあちゃん口調だから優しそうに見えるけど、おじいちゃんの望みを叶えるためなら手段を選ばなくて、そこんとこは兵器のαと変わらなくて面白い。
ソロシップは途中でワープを止めるし、イデオンのパワーは不安定だし、遺跡の扱い方を間違ってるのか、それとも第六文明人が地球人を試そうとしているのか。
今回はシェリルとカーシャの態度が何だか刺々しかった。戦闘続きでストレスが溜まってる?
地球人は生きた異星人と会うのは初めて?バッフ・クランの容姿が地球人と似すぎてるせいか、異文化の生き物という配慮が欠けてる感じ。唯一ちゃんとしてるのはカララかな。彼女が勝手にソロ星に降りたことが戦いの引き金なんだけど…。
訳の分からん第六文明人の遺跡を使って生き延びようとする地球人も、無敵に思える巨人を何とか破壊しようとするバッフ・クランも、両陣営とも必死で見ていて面白い。
バッフ・クラン内でカララの処遇で一枚岩じゃないのもワクワクする。
異星人の船でもマイペースなカララと、軍人やおセンチな民間人の意見に折れないシェリルがクールビューティーでタイプです。
イデオンの変形や武装についての説明が多いのはスポンサー様への配慮?
地球人とバッフ・クランは外見全く同じで見分けがつかないのに殺し合ってる状況が、傍から見ると悲しいけど、当事者達は「あんなのと一緒にするな💢」という感じなんだろう。
コスモは第一話で父親が亡くなったのに、全然そのことには触れない。非常時だからそれどころじゃないのかな。
植民が始まったばかりのソロ星の軍隊の役割って何なんだろ?異星人の存在を想定してた?
子供がピンチになるとイデオンは変形するの?だとしたら条件がエグいな。
バッフ・クランが異星人の技術レベルも分からないのに(どちらかと言うと見下してる感じ)偶発的に戦いが始まり、地球人側も頑張ればそれなりに対抗できる展開にワクワクする。∀の泣き虫ポゥがいきなり市街地にビーム砲ぶっ放したのを思い出した。
バッフ・クランの言う「伝説の巨神」の意味、役割も気になる。
今回は助手くんと出会った後のお話。
妖精は人類の上位種で繁殖力と技術力はスゴいけど、メンタルは弱々。人間に尽くすことが彼らの幸せで、あまりにも人類にとって都合が良い存在だから、人類が作り出した機械か生き物のようにも見える。
漂流生活の初期は「わたし」は野ションというのが良い。
妖精が時間をいじくった結果生まれた「わたし」のお茶会空間が無ければ、助手くんは自分に関するイメージを確定することができなかったってこと?
ポケモンのサトシのようなマセガキにセクハラされた「わたし」がわなわなと怒るとこが面白かった。
今度は助手くんと出会う前のエピソード。1話からどんどん過去に遡っていく構成らしい。
「わたし」が妖精からバナナをもらって食べてからの白昼夢のような雰囲気が好き。なろう作品が増える前のラノベ作品って、こういう雰囲気の話がちょくちょくあった気がする。
バトルはあんなに時間を割かなくても良かったんじゃないかなぁと思った。見せ場だと判断したのかな。
P子達の深宇宙での未知の生物の探査は妖精との接触で達成ということになるのかと思ったけど、そうはならなかった。
P子達機械が妖精を認識できなかったり、マイクロ波の影響で妖精がだるそうになったのは伏線?