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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

5周年記念のリバイバル上映に行ってきた。当時の映画上映や今日に至るまでに実施された復刻上映などにも参加して複数回見ている作品ではあるが、何かに真剣に向き合う気持ちやそのために全力を尽くす姿にエネルギーをもらえる非常に熱量のある良い作品だと改めて思った。作品全体に流れている熱を感じられるところが好きなのかも。不快に感じるシーンもほとんどなくて安心して見れるところも良い。ご都合と言われても頑張った人はちゃんと報われてほしいんだ私は。
好きなシーンは?と聞かれるとやっぱり編集で切ってはくっつけてを繰り返すあのシーン。このシーンで初めて花譜を知ったと記憶しているが当時もかなりの衝撃を受けた覚えがある。何かを得るということは同時に何かを捨てざるを得ないというすべての物事に共通する"選択"という大きなテーマに心が揺さぶられている中で、花譜の歌声が響いてきて感情の高ぶりから何度か映画館で泣いたことを思いだした。この曲の歌詞も"選択"することについて書かれていて聴くたびに映画のあのシーンが思い浮かぶ。人生は選択の連続とは言うが人は何を選んだかについて考えがちで失ったものにはあまり目が向かないのかもしれない。MEISTERに出てくるダルベールがそうだったように。
この作品を見てからは映画の上映時間が90分前後かどうかはかなり意識するようになった。実際に現代の娯楽として120分超えの作品は中々厳しいものがあると思う。この作品(原作)が公表されてからもその傾向はますます強まっているのではないか。作中のジーン監督が苦難していたように良いものや伝えたいことを多く残そうとすれば当然時間は長くなる。それを承知の上で本当に作品にとって大事なエッセンスを詰め込むために他を削って完成させることには大きな意味があると思う。長くなればたくさん情報が増える!というのは理解できるがそれならば映画というコンテンツでなくていいとも思う。
ともかく、ポンポさんが大好きです。



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