敏腕映画プロデューサー・ポンポさんのもとで製作アシスタントをしているジーン。映画に心を奪われた彼は、観た映画をすべて記憶している映画通だ。映画を撮ることにも憧れていたが、自分には無理だと卑屈になる毎日。だが、ポンポさんに15秒CMの制作を任され、映画づくりに没頭する楽しさを知るのだった。 ある日、ジーンはポンポさんから次に制作する映画『MEISTER』の脚本を渡される。伝説の俳優の復帰作にして、頭がしびれるほど興奮する内容。大ヒットを確信するが……なんと、監督に指名されたのはCMが評価されたジーンだった! ポンポさんの目利きにかなった新人女優をヒロインに迎え、波瀾万丈の撮影が始まろうとしていた。
「映画大好きポンポさん」ゆるい題名でふわっとしているが映画の作り方や監督のお仕事アニメ作品。
なんの期待もしてませんでした。
ジーンの映画制作にどんどん引き込まれていきました。
演出が妙で…古来の物理フィルムで編集しているかのような巻き戻し。
大昔8ミリフィルムでスプライサーを使ってこうやって繋いでたんだろうなぁ〜
『この映画で一番気に入ってるところはですね』
「90分」。つまりは、1番見せたい人にフォーカスして作成された作品。
自分の近況が変わったってのもあるけど 、5年前初めて観た時と今日改めて観た時と方向性は同じだけど刺さり具合が異なっていた。
何かに真剣に向き合う気持ちや全力を尽くす姿に感銘を受ける非常に熱量のある良い作品だと改めて思った。
「生きることは選択の連続だ。一つを選択したら、それ以外は切らなくちゃいけない。だから、会話を切れ。友情を、家族を、生活を、切れ。切れ。切れ」
何かを得るということは同時に何か捨てざるを得ないというすべての物事に共通する"選択"というテーマも心に響いた。
5周年記念のリバイバル上映に行ってきた。当時の映画上映や今日に至るまでに実施された復刻上映などにも参加して複数回見ている作品ではあるが、何かに真剣に向き合う気持ちやそのために全力を尽くす姿にエネルギーをもらえる非常に熱量のある良い作品だと改めて思った。作品全体に流れている熱を感じられるところが好きなのかも。不快に感じるシーンもほとんどなくて安心して見れるところも良い。ご都合と言われても頑張った人はちゃんと報われてほしいんだ私は。
好きなシーンは?と聞かれるとやっぱり編集で切ってはくっつけてを繰り返すあのシーン。このシーンで初めて花譜を知ったと記憶しているが当時もかなりの衝撃を受けた覚えがある。何かを得るということは同時に何かを捨てざるを得ないというすべての物事に共通する"選択"という大きなテーマに心が揺さぶられている中で、花譜の歌声が響いてきて感情の高ぶりから何度か映画館で泣いたことを思いだした。この曲の歌詞も"選択"することについて書かれていて聴くたびに映画のあのシーンが思い浮かぶ。人生は選択の連続とは言うが人は何を選んだかについて考えがちで失ったものにはあまり目が向かないのかもしれない。MEISTERに出てくるダルベールがそうだったように。
この作品を見てからは映画の上映時間が90分前後かどうかはかなり意識するようになった。実際に現代の娯楽として120分超えの作品は中々厳しいものがあると思う。この作品(原作)が公表されてからもその傾向はますます強まっているのではないか。作中のジーン監督が苦難していたように良いものや伝えたいことを多く残そうとすれば当然時間は長くなる。それを承知の上で本当に作品にとって大事なエッセンスを詰め込むために他を削って完成させることには大きな意味があると思う。長くなればたくさん情報が増える!というのは理解できるがそれならば映画というコンテンツでなくていいとも思う。
ともかく、ポンポさんが大好きです。
A
前々から気になっていた作品でしたが、想像以上でした。本当にいろんな演出に圧倒されました。
とにかくポンポさんの先見の明がすごい。そして、ジーンくんを信じてそれに応えているのもすごい。だからこその結末なのかなと感じました。
最後のジーンくんへのインタビューでの「この映画で一番好きな場所は?」と聞かれた時に、映画のシーンを単に答えるだけでなく、「映画が90分ちょうどで終わるところ」と答えたのに痺れた。
よくできた素晴らしい映画でした。
素晴らしい
以前から良いという噂を聞いていた作品。pixiv初の漫画が原作らしい。銀行の融資に関する描写の荒唐無稽さと、編集でジーンが画面を見ずに高速でカタカタする状況を無視したステレオタイプ的描写はいかがなものかと思ったが、ジーンの物語としてとても良くまとまっており楽しめた。ただ、ポンポに関する描写はもう少しだけ深堀りがあっても良かったかも?なぜジーンが撮る映画だけが自分を感動させられると思ったか、うまく汲み取ることができなかった。この描写でも90分を若干オーバーしているので、そういう意味でも尺はなかったのかもしれない。もしくは、連作で群像劇的にシリーズを構成する原作の制約なのかもしれず、ジーン視点としてはこれで良かったという見方もあり、難しいところ。
ポンポ、ジーン、アラン、マーティンの主要キャラクターは魅力的で、演出、音楽、アニメーションともに非常に良いが、ナタリーだけは棒読みで浮いているので、そこは厳しかったかな…。いくつか気になる部分はあるものの、総合的には面白い映画であった。
想像よりめちゃ良かった。ヒロインの声優以外は・・・・
初監督初女優がアカデミーを最終的に取るという偉業を成し遂げたわけだが、ぽんぽさんが見出した才能はすごいんだなあ。じーんは編集により、作品の中に、自分を見て、それはつまり、こういうことなんだと、自分を押しとおす。初監督であるのに、それはすごい。でもぽんぽさんならという安心感もあるのかもしれなき。そして、じーんが映画監督になりたくなったのは実は女の子(たぶんぽんぽさん)のために…
アランの喫茶店での台詞👈これアタシだ…………
delete押したくなった。