サービス開始日: 2021-08-21 (1603日目)
映像・音響・劇伴がすごい。すごいだけあって本当に怖いし本当にいま心臓がバクバクしている 次をみることができるかはわからない
面白くてよかった ちょうどいいアニメってこういうのなんでうしょっていうのがある ちょうどよかった
割と楽しく見ていた 映像が結構楽しいのと、EDがかなり好きだったのがある。
その一方で、獣人/ホモサピという点でみたときの「差別」に関する言説がなんというか実直にやろうとしているのか、そうではないのかが読めないという不安があった。好意的にみるならば、社会的にも制度的にも徹底的に規律・訓練された自明の境界画定としての獣人/人間という差別構造がある一方で子どもが子どもなりに考えたクラスという場所を通じていかにそこに居場所を作っていったかという話にも思える。
しかし、どうしても最後の方の台詞が気になってしまう。そこではこの差別的社会規範を半ば受け入れることで主体として確立した、極めて従順な臣民である繋の独白なのかもしれないが、しかし、物語そのものがそれらに対して無批判でいいはずがない。「獣人もありよね~」という差別意識のあるモブは、ある意味では人間の理解の難しさを描いているのかもしれないが……
恐らく望ましい方向としては、獣人/人間の境界画定を肯定することでも、獣人を人間の仲間として人間に取り込む人間中心主義でもなく、そもそもの人間という概念への異議申し立てであると考えられる。本作はそうしたところまでは踏み込むことができていないように思える。ここで考えていかないといけないのは、それほどまでに難しい私たちの前提認識への変容である。
抗うことが非常に難しく、苦しいこの現代社会で、どう居場所を作っていくかという意味では良かったと思う。