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世界観の設定が この回でやっと説明された。
宗教的な偏見の支配する設定だということは分かった。
しかし、親子愛すら無視する程の思想的な呪縛とは
かなり極端。違和感を感じる。

過去には能力の無いことが当たり前の世界だったとの事
なので、能力の低いものを異端とする選民思想が広がり、
粛清していったということだろう。
すると、この世界に至るまでには大虐殺の歴史があったはず。
しかしながら、生存を許される能力というのも それ程高い
ものを要求されているわけではないらしい。
生死を左右するにも係わらず、微妙な差で決められる。
これは大衆が支持する思想となり得るだろうか。
まして、可愛がっていた我が子を率先して殺そうとするなど…

百歩下がってこういう思想がはびこる世界を創るとしても、
反対勢力が無いのは絶対に片手落ちだと思うのだが。



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