セラのアーガマ潜入回って何の意味があったんだろうと疑問に思っていたんだけど、カツに決定的な挫折を経験させるためと、今回のカミーユとの遭遇の布石とするためだったのかな
シロッコのために忠実な軍人であろうとするサラとそれを押しとどめようとするカミーユ。サラは逃げようがない状況に追い詰められているというよりも、自分で選択肢を封じているような印象があるなぁ。少しでもカミーユの提案に歩み寄ってみれば見えてくる世界も変わるだろうに。
それとも別の道を選べないと思い込んでしまう程、シロッコに囚われているということだろうか?
敵方だったとはいえ、主人公が女の子を腹パンしてしまうシーンを平然と描きつつ、別の場面では母性に目覚めつつあるファが子供たちをどれだけ大切に想っているか再認識させる描写を入れてくる本作のバランスは絶妙