前回のBeitと比べたらs.e.mはどうにも纏まりがないし一見光る部分がないように見えてしまう。けれど、若者を導きたいという芯の部分が同じだから3人でステージに立った際に他のユニットに全く劣らないどころか、一番輝く力を持っているのではないかと思わせるほどの調和を見せる
あの舞台で歌った曲の歌詞も振り付けも衣装もとても変なものなんだけど、直前の応援演説や彼らが元先生であるという事実、力強い歌い方から最終的に多くの学生の心に響きそうなステージになっているね
格好良い格好悪さだからこそ響くものが有る
山下が倒れたときにプロデューサーが作ったおかゆが器はバラバラでも中身は同じというのがs.e.mを表しているようで印象深い
桜庭が天道の言い放ったランニング周回数を「現実的な目標も立てられないのか」とバカにしていたけど、s.e.mの目標に対しては同様の発言が無かった。又、他のユニットも早朝ランニングに楽しそうに付き合っていたり、315プロのアイドル達の仲の良さや暖かさが伝わってきて今回も良い話だったと思える内容だった