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良い

シャーリーの父親の死の原因を作ってしまったことで自責の念に駆られるルルーシュ。C.C.との会話で更なる覚悟が必要と理解させられ、その果てに立てたコーネリア打倒の作戦は効率的にコーネリアを倒すことよりも、作戦の途中で犠牲を発生させることを目的としているような印象を受けてしまう
ルルーシュとしては片瀬の犠牲を前提とする作戦を立案することで自分の覚悟を再確認するつもりだったのかもしれないけれど、あの作戦って落ち着いて考えれば自爆ではないと騎士団の面々にすら推測されてしまう気もするが……

今回はルルーシュだけでなく他の面々も選択の果ての覚悟が試された内容になっていた
正義や正しさの在り方にこだわり軍を内側から変えていこうとするスザクは更なる信頼を得るために無抵抗の者や降伏を宣言した相手を殺せと命令される。今回は命令を完遂せずに終わりコーネリア救助に向かえたのは運が良かったとしか言えないが
ルルーシュが黒の騎士団に関係しているかもと聞いたシャーリーは戦闘が始まっても真実を確かめるために埠頭に留まり続けゼロに銃口を向けた。あれは父親の仇を討つ意味と、ゼロの正体がルルーシュと知らないシャーリーがルルーシュを黒の騎士団から開放しようとする意味合いもあったのかな?それならシャーリーは選んだ道の先で正しく覚悟を示したということか

ルルーシュにとっての共犯者はC.C.であることは変わらないけれど、ゼロにとっての共犯者の位置に段々とカレンが収まってきた印象を受ける。
カレンもシャーリーの父親の死に関わったことで自分達の正当性に迷いを抱くけれど、ゼロの答えによって迷いを振り払いゼロの命令を忠実にこなす相棒のような立ち位置に。カレンだって片瀬の自爆に疑念を抱こうと思えば出来るはずなのに、それをする素振りさえないのはゼロと共に歩むことを決めたからだろうね



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