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普通

自身の道を決定付けるような選択を迫られるスザクや藤堂達。その中で唯一ルルーシュだけはスザクをナナリーを守る騎士に出来ると信じて疑っていなかったが……

ゼロは藤堂が7年前に起こした奇跡を情報収集の結果と表現した。つまり情報が揃っていれば逆境を打ち破れるとも言えるし、逆に情報が揃っていなければ正しい選択なんてしようがないとも言える
スザクや藤堂達が迷いながらも正しい道を選べたのは必要な情報が揃っていたから。対してルルーシュは迷いなく選択したつもりでも白兜=スザクという肝心な情報を知らなかった。だから白兜を倒せるはずの完璧な作戦も失敗しナナリーの傍にスザクを置く計画も破綻する
ラストの笑い声がかなり悲壮感に溢れているね

今回も運良く人を殺す役目から逃れることが出来たスザク。ご都合的な展開とも言えるが、彼が人を殺さない道を模索し続けた結果とも言えるのかな。
藤堂に語ったスザクの主張は、大国への反逆を目論むルルーシュが主人公の作品では世間知らずで大言壮語に思えてしまう。けれども、その道を選んだことに微塵も迷いを見せないのは偉いね
実際、彼はこれまでの努力や誠実さが認められてユーフェミアの騎士に選ばれたのだから大きすぎて実現の見込みが見えない目標に少し近づいたことになる

ルルーシュとの記憶が欠落した影響でモデルとなったルルーシュの顔が描けないシャーリー。机の間から見つけた写真はルルーシュが写ったもの?こちらもこちらで早くも破綻を迎えそう



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