堅実に作戦を進めていたはずがナナリーが誘拐されルルーシュが戦闘どころではなくなったことで一気に戦線は瓦解。どこまで大規模になっても黒の騎士団はゼロ在りきの組織だったと再認識。
ゼロが現場を顧みないような発言を撒き散らした後に離脱したことで騎士団に混乱が広がり、更には爆弾抱えたニーナが登場したことでかなりカオスな状況に。まあ、一番のカオス要員はオレンジだったわけだけど。
以前からちらほら怪しい容器に入っている姿は映っていたけど、いざ登場してみれば言葉も支離滅裂だし戦い方も他のナイトメアと全く異なるしで本当にカオスな存在。第一期最終回で出すキャラクターじゃないだろうに
日本中を戦争に巻き込んだルルーシュが望んでいたのは結局のところナナリーが平穏に暮らせる世界だけ。そのナナリーが居なくなってしまったら彼のこれまでなんて本当に何の意味も無くなってしまうんだろうな。
そしてその感覚はある程度スザクも共有しているとルルーシュは思っていたのかな?だからあの場面でもスザクが協力すると信じていたし、スザクがユーフェミアの死にどれ程の喪失を覚えたか理解していなかった。そんなルルーシュを目の前にしたスザクからすれば「お前の存在が間違っていた」と吐き捨てるのも当然
「俺達は友達だろう」と何の含みもなく言っていた頃は既に遠い程、銃を向け合う二人は相容れない存在になっていることがよく判るシーンだった