あのシャルティア椅子はむしろアインズしか罰となっていません……?
「引くのは臆病ではない。生きてこそだ」と言ったリザードマン達が立ち向かうのは勝てる見込みが全くないコキュートス。なら彼らは生きることを諦めていたかと言えばそうではなく、同族を生かすためにこそ戦ったと見られる。彼らが勇敢に戦えば戦うほど、リザードマン達の有用性をコキュートスに示し、ナザリック陣営の庇護の下で同族がより安全に生き延びる道に繋がっていく
ザリュース達の攻撃はコキュートスを欠片も本気にさせられず防御スキルを超えることもできなかったけれど、全く敵わない中でも気概や勇敢さを示し続けたことでコキュートスはザリュース達を戦士として認められた。だからこそ、アインズにザリュースをアンデッドではなく元通りに復活させて欲しいという要望を出す動機に繋がる
ザリュースを復活させる方法はシャルティアを復活させた際の描写を知っている視聴者にとっては特に変哲のない方法。けれど、リザードマン達にとっては神の所業にも等しいわけで。物分りがいいキャラとはいえ、ザリュースやクルシュから心からの忠誠の言葉を引き出したアインズのカリスマ性はやはり凄まじい