一体ナナリーは今回と前回だけで何発のフレイヤを発射させたんだろう?兄の罪を撃つという名のもとに発射スイッチを握っったはずなのにルルーシュとシュナイゼルによるチェスのような戦いの前ではナナリー自身が只の道具として扱われ、その覚悟を顧みてくれる人は居ない
ラストでは「もう目を背けてはいられないから」と皇帝のギアスに逆らい目を開いたけど、ルルーシュのギアスの前でその行為は悪手。最終局面でルルーシュの前に立ち塞がった最大の難敵ではあるけれどナナリーを支えてくれる人が居ないためにどうにも空回っている印象を受けてしまう
ルルーシュは録画映像を用いてシュナイゼルを籠絡。この手法自体はマオの一件の際にも使っているが、その時との最大の違いはシュナイゼルと録画映像の対話が淀みなく行われている点。
マオ相手ではマオを激情させるような言葉を使い思い通りの行動を取らせていたが、今回は思考を誘導するような言葉すら使っていない。つまりルルーシュは事細かな点までシュナイゼルの思考を読み切っていたことになる
シュナイゼルにギアスを掛けるだけならわざわざする必要のなかったこの会話は、フレイヤを破るだけでは不完全なシュナイゼルへの勝利宣言として必要とされたのだろうね
次回は遂にあの最終回か……