タイトルで「ヲタクに恋は難しい」と謳っておきながら、第一話でカップル成立まで進むとは思わなかった。オタクゆえの恋愛関係形成の難しさを描いていくというより、オタクカップルのあるあるネタで展開されていくお話なんだろうか?
周囲に対し自分がゲーム好きであることを全く隠そうとしない宏嵩と隠そうとする成海。宏嵩がそのようなスタンスを維持できるのは会社でゲーム機を取り出しても五月蝿く言われない環境にいるから
対して成海が隠そうとするのは同人誌まで出してしまうガチオタクである点とそれを周囲や恋人にバレてしまうのを嫌がっているため。どうやら成海は顔とかキモくないことを条件に恋人を選んでいたようだけど、宏嵩と再会してその日の内に飲み屋でゲームを楽しめるような間柄を築けるのだから、恋人にオタクを選ぶのは時間の問題であったようにも思える
そんな成海の心情を理解しているのか、宏嵩が自分のアピールポイントの中に売り子を手伝える点を上げていたのは少し面白かった。ガチオタクである成海にとってはオタクを恋人にしたくないこだわりよりも売り子確保の実益を選ぶのは当然だものね
多少の打算と勢いで始まった二人の交際模様はどのようなオタクあるあるで彩られていくのだろうか?