日常時々ダイビングがテーマとなる「あまんちゅ!」において夢世界が舞台の話という時点でちょっと引いて見ていた部分があったのに、今回は光達も夢世界に付いて来た上に愛の告白があったり、更にはピーターの正体が悪い意味で驚きだったことも有り、最後までどのような視点で見れば良いのか判らないまま終わってしまったように感じられるエピソードだった
あ、でも光達に関しては愛が「二人が夢の中まで付いて来てくれた」という夢を見ただけな可能性もあるのか?
他の人には迷惑をかけないようにとピーターと二人だけの閉じて停滞した世界を望んだ真斗、誰かが見つけてくれるかも知れないと不確定でも開かれた世界を示した愛
ピーターが受け入れたのは愛の言葉。これは発言者が愛だからピーターは受け入れることができたんだろうなと思える。発言者が真斗だったらピーターは真斗の身を案じる心が先に来て、真斗の示す世界が自分の望んだものであっても受け入れることが出来ない
ある意味、真斗より関係性が薄くてそれでも真剣な想いで現状打開を訴える愛の言葉だからこそ、ピーターは余計なことを考えず開かれた世界を受け入れることが出来たんじゃなかろうかと思える
二人の想いや自分の恋が叶わぬことを知りながら奮闘した愛。
だというのに再会の場面で「後は二人で」と去らなければならない愛の姿が悲しい。
ラストの「よく出来たじゃない」が様々な意味に受け取れて更に悲しみを覚えてしまう