かなめに銃を渡して覚悟を試したつもりが、暴発によりそのまま退場してしまうレナードのシーンは何のギャグ展開なのかと突っ込みたくなったよ
的に囲まれかなめも助けられず絶望的な状況。しかし、レーヴァテインが登場してからの反撃展開は本当に胸が熱くなるような素晴らしい展開ばかりで感嘆させられた
宗介とアルのどこかコントみたいな気の抜けた会話、初期のボスキャラであるコダールやベヘモスを圧倒するレーバテインの戦闘力。
何よりも諦めかけていたかなめが宗介との会話の中でかなめらしさを取り戻し「どんな犠牲を払っても構わない」「あたしを抱きしめに来なさい」と啖呵を切るシーンは、挿入歌で下川みくにさんの曲が流れていたことも有って本当に感動してしまった。こんな要求が出来るヒロインってきっと千鳥かなめ以外に居ないよなぁ
アルの復活、かなめとの約束、そしてマオ達との再会。陣代高校の戦いで失ったものを一度に取り戻し、ミスリルという落ち着ける場所に戻ったせいか宗介が明るい表情になっていたのが印象的。レモンを命の恩人と紹介したシーンはこれまで彼にはキツイ応対ばかりだったせいで少し意外に感じてしまった。
ミスリルは壊滅的だし今回の戦闘による戦果なんて殆ど無い変わらず厳しい情勢であっても、皆の表情が活き活きとしている。まさにここからが正念場だと充分に感じさせる終わり方だった。
ここまで素晴らしい最終回だと続編にも期待してしまうが果たしてどうなるのだろう……
何はともあれ、前作放送や原作完結からかなり時間が経っている本作をこのような素晴らしいアニメに仕上げてくれたスタッフには感謝の念しか無い