葉山が余計な気を回したせいで空気がより重いことに
比企谷にとって折本との過去は気恥ずかしく引きずってしまった部分もあるのだろうが、それでも今回の遊びによって自分の中にあった中途半端な感情に区切りをつけることが出来た状態。そしてサイゼを選んだ事をバカにされても比企谷にとっては日常茶飯な扱い。
そういった意味では葉山があそこで一線を越えて折本に今の比企谷の価値を押し付ける必要性は無かったのかもしれない。又、比企谷にだけでなく雪乃と陽乃が会話する場を用意しようとしたのだろうが、それも上手く行かず雪ノ下姉妹の関係はより険悪に。
葉山はもしかして自分と比企谷の心の内を似たものだと考えているのかな?だから比企谷のような遣り方をすれば自分だって上手くいくと考えてしまうし、比企谷の有り様を自己犠牲的だと捉えてしまう。それらは全て葉山の中の基準に照らし合わせての考え方。葉山が比企谷に投げかけた言葉はそのまま葉山自信にも当て嵌まるものだろうね
けれど、比企谷がこれまで自分に痛みが生じるような遣り方で問題解決してきたのは自己犠牲などではないのだから、葉山が今回したことは本当にお節介でしか無い
陽乃に煽られた雪乃は生徒会長を目指す羽目に。そんな雪乃に衝撃を受けた結衣も立候補を表明する。部活のために何かをしたい、勝手なことばかりしてる雪乃や比企谷を勝ちたいという結衣の想いはとても大切なものでは有るんだけど、もはやいろはを選挙で痛み無く負けさせるという当初の課題は置き去りとなり、それぞれのエゴがぶつかり合う展開に
比企谷もそれぞれが納得し筋の通った判断なら何も言わなかったのかもしれないが、どう考えても二人の行動は正常な判断とは思えない。
ぐちゃぐちゃになりつつ有る現状に対する比企谷の反撃は次回に持越しか