陽菜と想いが通じ合ったことで抑えが効かなくなっているのか行動が大胆になった夏生。トイレの前で待ち伏せするのは普通に重いと思うよ?
陽菜が出ていく状況を前にして瑠衣はどうしたら良いのか判らないと思い悩む。
そういえば、夏生は引越しして一人暮らしをすれば陽菜と付き合うには都合がいいからと納得できたけれど、瑠衣はそういった事情を知らず夏生との情事を見られたことが原因と思ったままなのか
瑠衣が柊と出会い、その悩みを相談するのは意外な展開だったけど、柊への相談によってある程度悩みが緩和された部分はあったのかな?
陽菜が居なくなる状況に一人ではきつかったと夏生に抱き着く瑠衣。それに対して夏生は家族・兄妹として答えを返す。それは瑠衣が求めた答えではないけれど、陽菜を選び、選ばれた夏生はもう瑠衣に男女として応えることは出来ない。曖昧になりかけた関係を家族として上塗りし、修復しようとする
そして夏生は陽菜に攻勢をかけるのだけど、今度は陽菜が尻込みする番に。キスによって姉弟の関係から男女の関係に上塗りすることは出来たが、それ以上は進まず
覚悟を決めるのと死に急ぐのは違うと言って夏生を一旦は抑えた陽菜。しかし、彼女自身も我慢できるものではなく、人目を避けるようにして再び夏生とキス
二人してゆっくりと破滅への道を突き進んでいるように思えてしまう
引っ越ししないでと縋る類に対して「類は何も変えなくていい」「代わりに私にも自由にさせて」と告げた陽菜。それは瑠衣を慰めるようで居て、どこか宣戦布告であるように聞こえた