原作既読。アニメ開始の告知イラストを見た時にはそのどぎつく見える髪の色に引いてしまったけど、いざ視聴してみたらそれ程気にならなかった印象
他人が羨む才能を持っている分野があるというのに、それとは全く別の分野へ進もうとしている文乃と理珠。その別分野に対しても一定以上の実力を持っているならまだしも、高3としてはありえない低さの点数を連続。
そりゃ成幸でなくたって才能ある分野に進めって言うわ
でもここで成幸の特性が活きてくるのは良い描写。
ド貧乏で特別VIP推薦を狙っている成幸としてはわざわざ才能ある分野を明確に持つ二人の苦手分野を伸ばすより志望校を変えさせた方が良いに決まっている。でも父親の格言により出来ない奴を判ってやれる人間である成幸は自分の事情よりも二人の事情を優先してしまう。二人の願いに寄り添ってしまう
彼女らが本気であると知り、一夜でアドバイスノートを作り上げてしまった成幸。こういうのって中々出来ることではないと思う
ただ、その寄り添う姿勢というのを異性に対して発揮してしまうとドキドキハラハラな展開が発生してしまうわけで
成幸はこれから二人を志望校に合格させなければ行けないわけだけど、それとはまた別の試練が襲いかかりそうだ
また、彼女たちには才能のない分野に進みたい明確な理由があるのは好感触。今どきの学生であそこまで確固たる理由として志望分野に進みたい理由を持っている子ってそんなに居ないよなぁ
そういった話を聞けば成幸は増々彼女らを合格させたくなるだろうね
そういえば、原作だとアドバイスノートを渡した後に文乃と理珠のシャワーシーンが有ったりするんだけど、アニメではしれっと削られたね……