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とても良い

待ちに待ったリヴァイの独擅場。これまで多くの兵士が苦戦し命を落としてきた獣の巨人を数瞬にしてバラバラにしてしまった。やはり彼の戦闘シーンは格好良すぎるね

冒頭で落馬したエルヴィンの代わりにマルロが「進め!」と命令する。これは前回、エルヴィン達が行った役割の継承の流れ。対して、今回アルミン達が行ったのは役割の詐称と見ることが出来るのかな?

超大型巨人が痩せているのを見て、遂に超大型を倒す策を思いついたアルミン。けれど、それを実行する為には自分の命を懸けた上でエレンを騙す必要があって……
自由を取り返すためなら力が湧いてくるエレン。外の世界のことを考えると勇気が湧いてくるアルミン。二人の共通の夢である「海を見に行くこと」。アルミンがこの言葉を言えばエレンは目覚め戦う力が湧き上がる。一方でアルミンはもう自分が海を見に行けないことを知っている。その上で彼は戦おうとする
アルミンはここで一番の親友を騙さなくてはいけない。一時はゲスミンなんて呼ばれるほど敵を騙してきたアルミンだけど、エレンを騙す手法はちょっと稚拙。アルミンのことをきちんと評価しているエレンに向かって「自分は勇敢じゃない」なんて言う。自分を詐称している。その上で自分が嘘をついたことが有ったかなんてバレバレの嘘を……
けれど、エレンはアルミンを問い詰めることが出来ない。時間はないし、何よりもそこまでしてアルミンが嘘をつく状況を崩せない。エレンはアルミンの嘘を信じたかのように作戦を実行していく
超大型撃破はエレンとアルミン、親友の二人が自分を騙し合うことで成立しているのはなんとも悲しいね

一方で足止め役の筈が連携によって鎧の巨人を仕留めるに至ったジャン達。ここで最後のひと押しとなるのが、もう死んでしまったと思われ戦力に数えられていなかったハンジであるのは面白い展開
視聴者に対して戦力の詐称が行われていたようなもの

バラバラの場所で偽りの肉体から引きずり出されたジーク、ライナー、ベルトルト。これは大戦果と言えるのだろうけど、ここまで到達するために掛かった犠牲が大きすぎるね……。特にアルミンの炭化した姿が……



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