Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
普通

こういう形の最終回かぁ……

ジョルノのラッシュを受けたディアボロの最期が悲惨。いや、GERの能力的に彼は最期にすら辿り着くことは出来ないのだけど
ディアボロが辿り着けなかった人間であるなら、逆にジョルノは辿り着いた人間。
ディアボロに勝利するという偉業に辿り着いたし、コロッセオに戻ればブチャラティの死に辿り着く。そして最後にはギャング組織のボスなどという夢物語のような椅子に辿り着く
ここまで辿り着けたのはそれだけジョルノ・ジョバァーナという人間が運命を切り開く力を持っていたという面はあるのだろうけど、それだけではないと判るのがあの長い回想ということか

ローリング・ストーンズが示した運命は絶対に変えられない。しかし、ミスタがしたように抗うことは出来る
ここでブチャラティがルカの調査の中でジョルノに出会った事で全ての運命が動き出した。ブチャラティに誘われたジョルノが入団試験の最後にポルポを殺したことで遺産を巡る騒動が始まり、トリッシュが表に出て暗殺チームが動き出し、ボスの本性が露わになり、ジョルノがディアボロを殺すに至った。まるで転がる石の動きを止められないかのような流れの中で幾つもの命が失われたのは運命と呼ぶしか無い
そこまで辿り着かせたのはジョルノが掲げた黄金の夢が吹かせる風だったのだろうけど、同時に辿り着けたのはブチャラティ達が運命に必死に抗い続けたからなんだろうね

そういった意味ではジョルノが何を成し遂げたのか、何故成し遂げることが出来たのかを見つめ直すようなエピソードは最終回を飾るに相応しいのかもしれないけど、正直もうちょっと早い段階でこのエピソードは見たかった気がしないでもない



Loading...