Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

関城って理珠が大好きすぎて言動が怪しくなる場面が多々あるのだけど、Bパートの行動は何もかもGJ!と讃えたくなるようなものばかりで素直に尊敬する
特にラブコメ主人公にだけ許されるラッキースケベを最高のタイミングで発動させた点は素晴らしいね

誤って前髪をぱっつんにしてしまった理珠。文乃達には人からどう見られても気にしないと言いつつ、成幸に対しては見られたくないと思ってしまう。これはある種の矛盾だね
ここで成幸が素直に理珠の変化に気付けば何の問題もないんだけど、鈍感系主人公の系譜の為か全く気付かず。……いや、あれだけ直視して気付かないってどうなのよ?
そんなんだから理珠は自身の矛盾に向き合い尚更悩むことに。

ここで理珠を救うのはある種のダブルスタンダード。成幸は理珠を名前呼びして理珠の表情変化が答えだと指摘する。それは不正解なんだけど、理珠にとっては気付いて貰えて嬉しい変化であることは確か。
間違っているけど、正解となるわけだね

Bパートでは関城が矛盾した行動をとっているね。大好きな理珠と一緒にペンケースを買いに行くとなれば分単位のスケジュールを練り上げて眠れないほど楽しみにするけど、理珠が一番喜ぶ存在である成幸を見つければそちらに譲ってしまう
これは関城の過去にも関係した行動。テストの結果が良いのに邪険にされるのは学校空間においては一種の矛盾。ここから関城は空気を読み矛盾した状態にならないように保健室登校になったようだね。
だけど、理珠はそれ以上の存在だったようで他人の感情に左右されず自分を貫き通す理珠のスタンスは関城にとって大切な指標となったようだね。理珠のスタンスには矛盾など発生しない真っ直ぐなものがある。

でも理珠がそんな自分の在り方に全く悩んでいなかったわけではなくて。
理珠は自分にとってのマイナスが関城にとってプラスに見えていたことに感謝を伝える。
空気を読んで自分より理珠を優先してしまう矛盾した行動をとった関城を救うのが、理珠にとってのマイナスがプラスと扱われた矛盾であるのは面白い兎にも角にも再び理珠が関城を救う展開は良いね

ラストは理珠のペンケースを買いに行った筈がお揃いのペンケースを手に入れてほくほくの関城の様子で締め
理珠ルートのサブキャラに思われていた関城への印象が大きく変わる回だったね



Loading...