第二期の最終エピソード、文化祭編スタート。このエピソードって同時進行的に様々なトラブルが起こりつつも、最終的に全てが丸く収まる流れがかなり好きだったりする
ただし、様々な要素が入り乱れるエピソードの始まり部分だからどうしても、今回だけ見るとカオスとしか言い様が無いのは流石に仕方ない
文化祭のジンクスが提示されるに始まり、千食分のうどんとか文乃主演の劇とかコスプレライブとか要素が多すぎて今回の話をどの視点で見たら良いのか迷ってしまいそうになる
ただ、一貫しているのはやはり「文化祭を楽しもう」との想いかな?
冷静に考えれば種明かしは簡単なジンクスを広めてしまうのも、文乃の為に劇の裏準備をするのも、真冬の同僚が何か衣装を用意しようとしたのも、緒方父が千食分のうどんを打ってしまうのも
全ては文化祭を楽しみたい、楽しんで欲しいとの想いから
なら、そんな空気の中に居ていつも他人の為に頑張ってしまう成幸がその想いを引き継ぐのはある意味当たり前なのかもね
幟を着けて練り歩く成幸の姿は滑稽だけど、そうやって文化祭で賑わう校舎の中から衣装がなく困っているうるか達や屋上で困る真冬を見つけることが出来た。どちらも文化祭を楽しくする為の大切なピースの一つ
きっと、フルピュアの衣装を脱げなくて文化祭に悔いのある真冬の存在は、成幸にとって文化祭の楽しさを損なわないとっておきの存在だったのかもしれない
真冬センターのコスプレライブというカオス極まりないショーで閉じる今回の話。これから始まる文化祭のカオスをよく現している引きであるように思えた