増々カオスの度合いを色濃くしていく文化祭。学生が主役になるはずのライブでセンターに陣取るのは教師の真冬。更にライブなのに口パクすらしないとは凄まじい
前回の時点でカオスの度合いは強くトラブルが起きれば即カオスな状態に、という状態だったけど、今回は事態のカオスさが逆にトラブルを収めてしまう様相を見せる
真冬センターのライブはカオスそのものだけど、ダンスの完成度の高さや初登場したばかりのキャラの衣装まで織り交ぜられた事で観客から大好評となる
うるかも成幸自作の衣装を着れたり、成幸はラッキースケベに遭遇できたりと事態が順当に推移していれば起きなかった事象
理珠もまさか舞台上でうどんが宣伝されるなんて思わなかっただろうね
カオス状態が事態を思いも寄らぬ方向へ改善してくれる
その後は真冬が着る筈だった衣装を成幸が着てしまったことで再びカオスの色合いが濃くなる
しかし、そこで助けてくれる存在はやはり順当な状態であればそこに居る筈のないあすみ。彼女は学生時代に使っていたダクトを教え、OBとしての立場を利用して教師の目を逸らす
そしてカオスの極致というか意味不明な状態に居る文乃。王子不在の為、劇が進行できないというのはやはり意味不明過ぎて誰にも状態を好転させられない
かといって校長の示す策は解決を呼び込まず更なる別のカオスを呼んでしまうのは笑えてしまう
ただ、そうしたカオスさが極まったからこそ、文乃を助けるために成幸が舞台に降りる展開が生じ、文乃も事態を切り抜ける策として着ぐるみとキス出来る
しかし、一見上手いその策も気ぐるみの中身を知る視聴者からすれ解決策とはならず…
成幸を巡る恋愛レースに参加していないつもりが、折に触れて大接近エピソードをカマしてしまう文乃。
成幸は知っているけど文乃は知らないキス。ある意味、文化祭のカオス度合いが最も凝縮されたシーンであるように思えた