本作は相手のことが好きだけど、それを認められないから相手に告白させようとするタイプなんだけど……
これもうかぐやさん完全に堕ちしてませんかね?
と言うか、今回は本能と理性の間で揺れるかぐやの挙動が何から何まで可愛らしい
圭と仲良くなって白銀に何を贈ればいいかと聞き出そうとするのは理性による行動
けれど、圭が白銀と似ていると気付いてからのかぐやはちょっと本能に支配されたおかしな思考を見せているね(笑)
その後も浮ついた調子は続いて、白銀にケーキを贈る直前まで自身の行動のおかしさに気付かない
脳内会議でストッパーをかけようとしているけど、そもそもそんな会議をしている時点で大混乱以外の何物でもない
かぐやは理性的になるべきか、本能的になるべきか深く迷ってしまう
だからこそ、最後に登場するのが理性でも本能でもない根源的な望み。
「私達はどうしたい?」と問われたかぐやが選んだのは小さく切り分けたケーキと扇子の贈り物
その選択は何も間違っていないから白銀はちゃんと「うわ!嬉しい!」と思ってくれるし、これを告白させる武器にしようとしない
まあ、かぐやさんは武器にしてくるんですけど
でも、やっぱり浮ついたままだから攻撃も完遂されないんだけど(笑)
かぐやの「会長を喜ばせたい」との想いが爆発した今回のエピソード
見ていて非常にニヤニヤ出来るものでしたね
そして藤原書紀はオチ要員として完璧すぎる(笑)