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良い

時間についての言及が多いこの回、それだけに紅野とありさが出会えた瞬間がとても尊い時間であるように思えたのでした

夏休みの始まり、透達はお化け屋敷に早速繰り出して休みを満喫している印象
対してありさはバイトをしつつも紅野と再び出会えないものかと考えるさまは何とも少女漫画然としているね
ただ漫然と期待しているのではなく、バイト時間を増やした為にもう一度出会えないかと期待してしまう

再び出会えた二人の時間はとても貴重なもの
食すのはとろろ蕎麦なんて色気のないものだけど、一緒に卓を囲んで話している時間が何よりも尊いもの
だからこそ、ありさは最初に出逢った際の「時間」を無駄であるかのように評した紅野に憤る

そういった意味では紅野は本当の意味では「時間」の貴重さを理解しきれていなかったんだよね。ありさに会いたかったのは本当だけど、会えた時間の大切さを理解できていなかった
それでも彼が飛び出したありさを追いかけたのはありさと居た「時間」を失うことを恐れたためか

キスするような素振りを見せたのにしなかった紅野。
それは自分の「時間」が自由でないと知っているためにキスに依ってありさの「時間」を縛ることを良しとしなかったためなのだろうか?

これまでも慊人が十二支の心を雁字搦めに縛り付けている描写はされてきたけど、このラストはその印象がより強まるものだった



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