敵に塩を送ったつもりが、僅差で負けかねなかったとかという展開は少し「ふふっ」ってなってしまう
これ、かぐやの裏工作が足りなければ白銀落選もあり得たんじゃ……
生徒会長選挙。白銀が圧倒的有利な状況で始まった選挙演説がこのような展開になるとは予想外
大真面目に直進して、遣り方を間違えて、笑われて、酷くなって…
ミコが持つのは真っ当な正義の意思。だからこそ、石上は負け方が気に入らない
白銀陣営がやっているのは徹底的な勝利への追求だね
かぐやの暗躍、石上が作ったプレゼンPV、藤原による教師の配置
白銀陣営には実績があるからこそ、このような手段が取れる。そうすれば勝てるという自信がある
対してミコには自信がないし、勝ち筋も見つけられない
だから真面目さだけを武器にするしか無い。でも、生徒相手の演説で真面目さを売りにしても受けやしない
ミコ一人での勝ちはありえない。そこで負けは負けでも綺麗な負けにするために白銀の登壇が必要になってくる
ミコがその真面目さに依ってこれまでに培った理想への執着
「皆がもっとちゃんとしてれば!」という正しさが馬鹿真面目さだけの理想なら観衆は話を聞かない。けど、そこに情熱が籠もっていると知れば話は聞くし心に届く
その結果があの僅差へと繋がるのだろうね
ミコの独擅場で終わるかに思えたこの回、最後にはかぐやがヒロインとして面目躍如するかのよう
自信を無くしたかぐやに「俺にはお前が必要だ」と告げた白銀。ミコの原動力が真面目さであるとすれば、白銀の原動力はかぐや
かぐやに白銀が必要なように、白銀にもかぐやが必要なわけか
次回からの新生生徒会始動、ミコが生徒会にどのような彩りを加えることになるのか楽しみなんだけど、この子はこの子でかなりポンコツみたいなんだけど果たしてどうなるのさ?