再会から流れるようにシモの心配をするシズルはインパクト大
いくら幼児退行してるユウキでも一人でトイレくらい出来るでしょ……
え?出来るよね……?
それはさておき、キャルのパーソナルスペース襲撃から始まるこの回。私的なものを誰とどうやって共有するかが描かれていたように感じられた
トイレ事情なんてかなりの私的事情。ここに踏み込めるのはシズルが姉を名乗る存在だから。ある意味パーソナルを共有していると言えるのだけど、ユウキは彼女のことを覚えていないから正しく共有することは出来ない
結果、シズルとリノは影から見守ることになる
キャルは珍しく陛下に花を渡そうとしたようで。これは相手のパーソナルスペースを彩ろうとした行為
けれど、キャルの想いが通じることも花を渡せることもなく。それどころか美醜の基準すら大きく異なる
陛下とキャルがパーソナルを全く共有していないのだと判る
キャルが空元気のまま誰も居ない家に「ただいま~!」と言った姿には寂しさを感じたが、時間差でユウキ達がキャルのパーソナルスペースを飾るぬいぐるみを抱えて「ただいま!」と言って現れ、キャルがそれに笑顔になる流れ
キャルが誰とパーソナルを共有したいと思うようになっているのか、そういった変化を感じられるシーンだった