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普通

第一期で一番助けたかったエミリアを完全に助けたはずなのに、今度はレムを助けられなかったという無力感
しかも、今回は死に戻りしてもレムを助けられる時間まで戻れないことも有ってなおさら絶望感が凄いことに

以前は死に戻ればやり直しが出来、失ったものを取り戻すチャンスに巡り会えた。何度も失う事態に疲れてもレムが支えてくれた
今回はそのどちらも許されないわけだね
ならもう何も出来ないのかと言えば、そうではなく。この現状であっても何が出来るか判りやすく示していたのがクルシュとフェリックスの主従

記憶を喰われた事で以前のクルシュとは別人のようになってしまったクルシュ
これも一種の喪失であり、彼女の変わり果てた姿を見てフェリックスが同盟を解消しようとするのは何ら不思議なことではない
でも、それは論点をすり替えただけであり問題解決には役立たないし、クルシュの意志すら無視してしまう

記憶を失っても抗う道を選んだクルシュ
同様に記憶と意識を失い眠ったままであってもスバルに戦う意志を選ばせたレム

第二期は最初から袋小路に迷い込んだかのようにスバルは追い詰められている。けれど、レムを助ける意志は固めたし傍にはエミリアが居る。
まだ希望は失われていないと感じられる26話だった



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