視聴後には第1期14話にて描かれた紅葉と母親の話を見返さずには居られない内容だった
母親から忘れられ、妹とも触れ合えない。それでも『いつか』を信じて待ち続けた紅葉がほんの少しでも報われる展開には目頭が熱くなるね
紅葉の家庭で問題となっているのは幸福の優先度
母が紅葉を忘れた事でどうにか家庭に笑顔は戻った。けれど、そこに紅葉は居ない。家庭の幸福を優先するなら紅葉の幸福は二の次にされてしまう
だから紅葉は家庭の幸福を壊さないように静かに見守ってきた
それがモモの興味によって変わるかもしれないと、『いつか』に辿り着けるのではないかという希望を得られた
これって紅葉の優しさだけで成し遂げたことではないんだよね
この秘密を共有している透が橋渡し役となったからモモの言葉は紅葉に伝えられた。透が代わりに変わらぬ悲劇を泣いてくれたから、紅葉は変わるかもしれない希望を喜ぶことが出来た
透の行動が紅葉へ『いつか』に繋がる可能性を提示した
『いつか』の再会を待つことに疲弊したありさはは待つことを辞めた
でも、生きている限り『いつか』は訪れると信じる透の活躍が素晴らしいね
紅野はありさに会うことを了承しなかった。けれど、彼の手に連絡先は渡った
細い糸で繋がれた二人に再び『いつか』が訪れることは有るのか気になってしまうね
そして問題のラスト
夾としては自分に『いつか』は無いと知っている。だから透への想いが報われるなんて思わないから、透の恋に協力すると言ってしまう
けれど、それは夾に無意識に惹かれ始めている透にすれば、『いつか』を否定するような言葉であるわけで
この二人の関係は本当にどうなってしまうのだろうね……