紫呉が指摘したように学生ならではの大切な恋愛イベント修学旅行!
今回のエピソードは十二支の呪いや先の見えない将来などの不安要素は薄れ、学生らしい光景が展開されているね
修学旅行の中で告白されない者、される者
由希が告白の嵐に襲われるかと思いきや、プリユキの牽制に拠って逆に無風状態になってしまうのはちょっと笑える
対して夾も珍しく告白されて。けれど夾はまだ先が見えないままだから告白なんて受ける余裕はない
ある意味これらの光景はいつもの延長なんだけど……
夾の冷たい振り方、「お前には関係ない」との透への言葉
透が予想外にダメージを負ってしまったのはこれらが十二支の呪いなどに起因するものではなく、もっと単純な学生らしい感情によるものだから
だから透も正しく自覚出来ないし夾も察することができない
でもそういった曖昧な感情によるものだから解決も学生らしい曖昧さで
透の心境を判っているのかいないのか。それでも透を気遣う言葉が透を癒やしてしまう
「夾くんは不思議」という透の言葉は淡い恋心や青春に満ちているね
由希も由希で学生らしさに溢れてきたね
王子様キャラの面影無い寝起きの悪さや真鍋に憤っての絶交発言などなど
これらは周囲が由希を見る目が変わってくるかもしれないイベントだし、由希自身も自分のイメージを変えるかもしれないイベント
あの由希が自分を嫌いじゃないかもなんて言うとは思いませんでしたよ
ほんのりと淡く色づくように輝き出したそれぞれの青春群像
十二支のお土産に自作の猫を加えようとする透にそれを見て照れる夾
自分のイメージが変わった瞬間に手にした紅葉をお土産にした由希と貰った紅葉をじっと見上げる真知
これら二組のこれからの変化が気になってしまう回だったね