前回ラストの不穏さを無駄に引っ張らずコメディ展開にする姿勢は称賛するべきか、失望するべきか迷う……
確かなことは宇崎の頭の中を占めているのは桜井と遊ぶ事ばかりなんだろうなぁ
ようやっと明かされる桜井と宇崎の出会い。ファーストインパクトが最悪な印象だった宇崎がここから桜井の人柄を少しずつ知っていき、夏祭りや大学での再会、そして桜井がぼっちであると知って……
こうした時の流れの中で彼への印象が様々に変わっていったのだと思うと少し感慨深いものがあるような…
第1話を見る限り、宇崎は大学で桜井と再会してすぐにウザ絡みにシフトしたわけではなく、あくまでも桜井のぼっち生活を見てからウザ絡みへ。その時に「~ッス!」って話し方になった感じか
この辺りの変遷は興味深いのでもう少し宇崎の内面に踏み込んで欲しかった気がしなくもない
今回、宇崎は自分だけ失態を見られるのは嫌と桜井の泥酔姿を見るに至ったのだけど、これって桜井と対等で居たいとの想いの現れなんだろうなぁ
だから桜井が「好き」と零してしまった際には、衝動的に関係性を崩さないよう自分も泥酔する道を選んでしまうのだろうね
…まあ、普通に気恥ずかしさが臨界点突破しただけかもしれんけど
シリアス展開にもならず、「好き」の言葉も意味を成さず
全く変化の兆しのない二人の関係。それでも「ずっと一緒なんだから」と当たり前に思うようになった
その小さな意識の変化は思わずニヤけてしまうようなものでしたよ