仕事や作品よりも個人を評価されたいというむにの姿勢はなんとも現代的
それを時代錯誤感のある屋敷に住む麗がむにの家に泊まり込む事で理解しようとする工程
ある意味、纏めようのない二人。それがお泊りを通してユニットメンバーとしての仲を深めていく様子は微笑ましいね
今回のお泊り会の主目的は麗がむにをイメージした曲を作る事なんだけど、一方でむにが麗と仲良くなっていく要素も持っている
お泊り会の中でむには麗のリズム感の良さを理解し、更にはウサ耳のお返しにと贈り物をした
これらはユニットに遅れて参加した二人を強く結びつける切っ掛けとなっているのは印象的
ステージ前に励まし合う二人の様子はお泊り会前なら想像もできない光景
最初に麗がイメージしていたむには「猫踏んじゃった」のような騒がしさ。けれど、お泊り後に麗が作り上げたのは纏まらないイメージを多面的に織り交ぜた纏まりのない構成
一聴すると無茶苦茶なそれを真秀は「面白い!」と評し、更には麗がステージに上るきっかけとなり、真秀もダンス参加することになる
曲の纏まりの無さが逆にユニットとしての進歩へ直結していく
個人的にりんく達のユニットをどう呼んだものかと悩んでいたものだからこうしてユニット名が定められ、更には麗もメンバーとして明確に定着した様子が描かれたのは良かったな
今回、ハイタッチはなかったけど皆で「Happy Around!」をしたのなら、それはハイタッチ以上の纏まりを手に入れたという事なのだろうね