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良い

ミアが教えてくれた生き人形達が集う使用人たちの世界、ケイトと遭遇してしまった生き人形が主の顔となる世界
ケイトとエミリコだけで完結していた内の世界から一歩出ただけでシャドーハウスの異質さが見えてくる話だったね

生き人形達が歌いながらお掃除をする様子は召使いモノの定番っぽい描写だけれど、その歌の内容はどこか不穏。BGMの無い歌唱シーンは大切な何かが欠けていることを示唆しているかのよう
「余計な事は考えない」というのが生き人形の基本方針なのだろうけど、ケイトから様々を学んでいくエミリコとは相反しているように思えてしまう

今回はケイトのぬいぐるみが大切なものであると想像できずに汚してしまった。けれどケイトの失意を知ってぬいぐるみを綺麗に直したし、自分も物を大切に思う感情を知るために自分用のぬいぐるみを作っている
その様子からはエミリコは様々を知っていこうとしていると伝わってくる

そんな中で知ってしまったミアのもう一つの顔、処分の可能性
「余計な事は考えない」為に書き出した考えないノートが逆に考えなければならない事を明確にしてしまうのは皮肉だね



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