Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

前回が作品作りの悩みを描く回であったなら、今回は作品評価に関する話か
冒頭で加納が言うように、評価の際は素直な反応が必要。
でも、評価となるのは反応だけでなく人によって多様な評価軸がある。それが見えてくる内容だったかな

撮影機材がないという映像制作における決定的窮地。それを恭也は「これくらいのピンチ」と言い切るのは良いね。他のピンチと比較できるなら、今回の対処法もその時の対処法から見えてくる。
その上で仲間達に適切な指示を出せたは恭也素晴らしい。仲間から信頼の眼差しを向けられるのも当然かも

同期の拍手、仲間達からの称賛。それらは充分に評価と呼べるものだけど、これが学校の課題であるなら、ある程度の評価点は決まっている。だから表面的には3位となってしまうのだけど、一方で内面的には自分の評価軸で評価している英子は納得できないし、加納も映像から感じる恭也の別の力を評価している
様々な軸によって評価が行われている事がこれらのシーンから判るね

だから、後半で自分の能力に自信の無さを見せる菜々子と亜貴に対する言葉が際立ってくるのかもしれない
奈々子は下手だけど声量と声は良い。きっと練習し続ければ光る。だから恭也は具体的な目標を与えつつ、将来的には他者から評価される場に出す事も視野に入れているね

でも、亜貴への評価はちょっと別物だったのかもしれない
今の亜貴が求めているのは絵を評価される事そのものではなく、絵を書く行為を好きで居続ける事。だから恭也も亜貴の絵を上手いとか綺麗とか評価するのではなく「好きだよ」と告げている。それはきっと何よりも特別な評価
恭也の評価により新たな目標を決めた亜貴。彼女も自分の好きに対してリメイクを始めたと言えるのかもしれないね



Loading...