ジオルドからの求愛、卒業後の進路。これらが重なればカタリナはどうしてもこれからの自分の振る舞いを考えてしまう
そんなタイミングで描かれた今回の話は、変わりゆくものの中にも変わらないものがあるという点を明確に伝えてくるようで素敵なエピソードだったね
マリアに語る形で描かれる今回の回想。幼少期のカタリナ達の行動は子供らしさに溢れているけれど、どこか今の関係性に通じるものも見えるね。特にカタリナを巡って張り合うジオルドとキースの構図はこの頃から変わらなかったのかと思ってしまったり(笑)
他にも木登りするカタリナやアラン、妄想たくましいソフィア等々昔も今も変わらないなと思えてしまう
それでも今はもう幽霊や雷を怖がったりしない。そういった面からは成長という変化を感じさせ、その変化を共有しているカタリナ達はこれからも変わらない絆も共有して行くのだろうと思える
ただ、そうなってくると学園入学後に知り合ったマリアとの絆が薄いという事になりかねないのだけど、マリアとは昔から一緒だったよと言わんばかりの思い出の改良は良い演出だったね