アイドルをしたいかのん達とアイドルを許さない恋、普通科と音楽科、それぞれの対立が主軸となる今回。アイドル活動を巡る話は選挙によって学校全体を巻き込む話へ
それもあってか対立を単純な敵対として扱わず、敵であっても味方であり、味方であっても敵であると示しているかのよう
普通科は音楽科の3倍。これだけ考えれば勝てる選挙。だけど恋がしたように対立する普通科を抱き込む政策を打ち出せば票は取れる
また、アイドル活動の為にすみれを手伝うかのん達も結局は恋の方が会長に相応しいと考えていた。アイドル活動よりも学校の会長としての責務を考えてのものだね
かのんは幾度かに渡って対立するすみれと意見を合わせられる場所を探しているね
アイドル活動に反対されていても、それに理由があれば対立を越えた解決策を思いつくかもしれない
まあ、恋の反応はジュースによる橋渡しも意味を為さない取り付く島もないものだったけど……
恋は対立も味方も無視して物事を進めている。だから学校の為に公約破りも宣言してしまう。それは孤軍奮闘であり、豪邸でありながら自身を気遣うお手伝いすら手放そうとする空っぽの家とリンクしているかのよう
彼女は学校の危機に対して、全てと戦おうとしているのかな?これに対してかのん達は味方になる余地はあるのだろうか?