つい先週まで「無限列車編」をやっていたけど、ストーリーが進むという意味では長い間待ってました!という気分になってしまう。
けど、遊郭へ行くのは次回のようで。今回は「無限列車編」での悔しい思いを受けて炭治郎達がどう感じているかをとても丁寧に描いていたね
乗客を守り魘夢を倒せても、猗窩座に逃げられ杏寿郎が斃れたなら負けも同様。だから炭治郎達にあるのは悔しい思いばかり。でも善逸が言うように蹲っていたって仕方ないから我が身を叩いて進むしか無い
炭治郎が痛む身体に鞭打ち煉獄家に遺言を届けに行ったのはそういった意味があったと言えるのだろうね
そこで出会った煉獄の父はいわば蹲って止まったままの人物と言える
息子への暴言を巻き散らし、日の呼吸への劣等感まで喚き散らす。それはまるで炭治郎の中にある不甲斐なさを具現化したような存在
だから炭治郎は逆上するまでに逃げてはならないと怒り、元柱だろうと構わず攻撃したのかな
千寿郎も別のベクトルで蹲って止まっていた人物。でも、自分の不甲斐なさに気づいている。だから炭治郎も彼に話す言葉は改めて気付いた自分の不甲斐なさを語る言葉になる
でも、それは会話の中で為されるから千寿郎にも影響する。兄のような剣士にはなれずとも彼は進むと決めたようだね
時が経ち再び鬼退治に戻った炭治郎達。でも、それは元通りではなく進展を意味しているのだろうね
杏寿郎の時は彼の戦いに付いていけなかった。それが悔しい思いへ繋がった。今度はアオイを庇う形で天元に同行する形へ
新たな戦場で見せるだろう彼らの成長に期待してしまうね