現実と辻褄が合わない、繋がらないものをきっかけに夢を暴いた徐倫。彼女と同様の手法で承太郎も幻覚を破る展開は親子だと感じられるね
ただ、部屋の脱出方法があまりに乱暴だから相性の悪さも感じてしまったけど(笑)
辻褄が繋がれば現実だと、事実だと感じられる。逆に繋がらなければ事実にならない
徐倫にとって転んだ時に手を差し伸べてくれる父親を期待したけど、それは繋がらず。殴られたり、自身よりペンダントを優先する姿はこれまでの現実と簡単に繋がってしまうから余計に失望する
夢と同じジョンガリ・Aのスタンドは虚実と疑いそうになる。でも事実と辻褄が合うならそれも事実。もう一つのスタンドを炙り出す展開は鳥肌モノ
同時に徐倫の中で繋がるのは父の優しさか。自分より大切だと思われたペンダントが、自分を大切に思う証だと繋がる、事実だと理解できる
ジョンガリ・Aの撃破、弱者の為に逃げない精神。それによって繋がるのは徐倫が真にジョースターの血を引く者であるという事実
そして始まるのは反撃。自分の為に島から脱出するのではなく、父の為に島へ戻る。閉じ込められるのではなく追い詰める
新たなジョースターの物語の始まりにワクワクしてしまうよ