再びのコスプレ撮影回。相手をイイ感じに撮影できるというだけに留まらず好きなキャラの衣装を着ているからこそテンションが上ってしまう。
そこは作品愛に溢れる空間であり、同時に互いの『好き』をとても尊重した空間になっていたね
雰囲気は有るけど、ジュジュが大好き過ぎてキャラ崩壊な海夢。紗寿叶からすれば許せないタイプ。だけど、海夢から伝わってくるのは大好きの気持ちばかりだし、海夢が今の紗寿叶に惚れ惚れするのは新菜の助力有ってこそ
紗寿叶が新菜の魅力に気付いたのは、そこで交わされる『好き』がとても大切に育まれたものだと気付けたからだろうね
紗寿叶と心寿は一緒にコスした事で幾らか互いの内面を深堀りできたようで。紗寿叶は心寿にコス願望が有ったと知った。心寿は紗寿叶がイメージを壊すコスを避けていると知った
見ているだけでは判らなかった相手の胸の内。『好き』を共有できたから知れた。そうして心寿がコス活動を更に共有するかのように将来を語る場面はとても良かったね
後半は相手に衣装を着せる意味を問う話になっていたかな
風呂上がりに新菜の服を着ている海夢。新菜が作ったコス衣装とは違って普通の服を着ているから状況の特別性が浮き出てくる
また、海夢が選んだ服は普通は似合わない。でも好きな人に選ぶ服なら特別似合う服になる。まあ、新菜にとって違うのだからテンションの差が凄まじいことになっていたけど(笑)
自分の選んだ服を相手が着ている。それが見えればその後の特別性も想像できてしまう。新菜は布面積の心配をしてしまうし、海夢はそれを受けてイジワルな冗談を言ってしまう
二人の間で衣装を通して『好き』の気持ちが高まっていく様子が見えてくる青春模様にはニヤニヤせざるを得ない後半だったね