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良い

前半で描かれた三者面談は夢や進路を問われる場。でもそれを真に問うているのは教師ではなく自分自身
自分に問い答える事で他人に教えられる。かぐやは自分に問い掛けないから答えがない。白銀はきちんと問うているから進路だけでない答えも欲するようになる

白銀は自分で答えを決めた。告白も自分の力で進み始める
すぐに自分から告白できないのは変わらないけど、期限を決めていずれは自分から告ると決めた。それは大きな成長だけど、そもそもは自己への問い掛けが行われなければ得られない成長だろうね

ただ、自分への問い掛けなんて普通は上手く行かない。藤原が言うように客観視、他者からの問い掛けと答えの方が自分を正しく表す場合もある
そういった意味では白銀が他者から自分がどう見ているか聞くのは珍しい姿でありつつ、これまた彼の成長を感じさせるシーン

かぐやだけが良い答えを返したのは、かぐやは白銀に問い掛け続けているからかな
三者面談でも自分より白銀の進路を問うていた。だから白銀が求める答えを持っていた

でも飛躍を遂げようとする白銀と変わらないで欲しいと願うかぐやの認識がズレている点は気になるけれど……



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