開始早々に分断された騎士団、その中で年少組が纏めてはぐれた事で太陽と昴・ユキとの違いが明確化するのは面白いし、その構図が結果的にヒーロー参上へ至るになるのだから良いね
太陽が直面する事になった何の為に生きるのかという問題。彼はその問いに答え始めたようで
怪我をして動く事が難しくなっても諦めを許さなかったユキに対して、太陽は最初から諦めている少年
けど死の恐怖は彼に「本当に諦めているのか?」と問いかけてくる。でも自問で変わるわけはないから、太陽を変えるのは外側からの問い掛け
一つはユキの拳であり、もう一つが夕日・三日月による救出
特に夕日の存在は大きいね。自覚なかった太陽の頑張りを褒め称え、憧れる大人の姿を見せつけた
それらは生きる為に戦う事を諦めない大切さを太陽に実感として与えるもの。だから太陽は太朗を助けられなかった事実に気付くし、花子にそれを叱責される事を恐れる
裏切ってもアニムスと戦った先代、裏切ったつもりでも味方として受け入れられている自分
明確な形のない葛藤の果てに独力で土人形を倒した太陽は大きな成長を見せたね
又、その姿が赤子からは格好いい大人の姿に見えるというのは面白い。太陽がこれからどのような大人になっていくのか見えたような気がするよ