小学生お嬢様アイドルにバンジージャンプという作為有り過ぎるオファー
思惑含みな大人の要求に子供が応える必要なんて本来無いのだけど、これにアイドルという作為有る偶像を意識する桃華が挑戦するものだから作為は増す
アイドルと自己、作為と無作為。そのバランスを探る話だったのかな
そもそも桃華だけオファーされた理由が大人の都合が入り過ぎているね。おまけに収録中の振る舞いもイメージ先行な台本で固められている
作為を突き詰め過ぎると無作為な振る舞いが入る隙は減ってしまう
それでも桃華は作為の有り過ぎる収録を楽しめていたようだけど、その調子にPまで呑まれてしまえば世話ない
ありすは大人の都合に合わせようとする桃華を気遣うけど、桃華を尊重して口は出さず。でもそれこそ他者の都合に付き合うようなもの
桃華に揺らぎが出始めるのは自分に求められる振る舞いがアイドルなのか、イメージ上のお嬢様か曖昧になった瞬間
これにPは又しても巧い助言が出来ていないね。結局彼も大人の側だから
作為と無作為を超えるには無理矢理にでも自然な振る舞いが必要で
アイドルの自覚有っても恐れを抱く高所の光景、自ら飛んで素の感想を示したP
変わらずPの助言は巧くないけど、それで桃華は作為と無作為の迷いを捨てられた
お嬢様・アイドル・桃華として不足なく我流のバンジーをしてみせた彼女は偉大な成果を示してみせたね