魔族を勉強する前半部、人間を勉強する後半部に分かれていた印象
サリフィは街の様子から魔族と人間の共通項を見出しているね
魔族も人間も異物を恐れるのは同じ。だから両者から異物と扱われるサリフィは排斥されてしまうと…
その哀しさが有り余る程に描かれていたよ
魔族も人間もサリフィの正体を知る前は優しさと温もりに満ちていたのに異物と知り一変した
反面、相手の正体や異質さを知っても態度を変えなかったのがサリフィとレオの組み合わせ
魔族の世界において瘴気で弱るのは異物の証。だからサリフィは捨てられたと思ってしまった
でもレオだって瘴気がなければ姿を保てない異物。排斥する理由はない
サリフィが貰った指輪は瘴気という異質に少しずつ慣れていくためのもの。いきなり全てに迎合するのではなく少しずつの変質
また、サリフィが魔族の国を勉強し始めた点を併せて考えれば、今後時間をかけて彼女が魔族を受け容れ、また魔族から受け容れられていくのだろうと想像できた回だったよ