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良い

前回のEPにて命を懸けて聖獣を召喚する儀式が描かれ、オズマルゴ等の環境がサリフィに不似合いという印象が強い状態
だからこそ、彼女を連れ出そうとするイリヤの叫びが響く。また普段は魔族の姿で居るしか無いレオの対の存在としても人間の彼は注目に値する存在に思える

というか、レオにとって恋敵に映るイリヤの登場が少女漫画的に美味しい展開というのも有るけど
臣下には威圧的でもサリフィには優しい存在でありたい。だからイリヤにも寛大な姿勢を見せねばならず…
それを察しきれないサリフィとレオのズレが色々と美味しいです

魔族を憎むイリヤにすれば、サリフィが魔族と生きると宣言するのは信じられない
サリフィが魔族に受け容れられる為に味わった今までの苦難を思えば無茶ではない当然の考え
サリフィはそもそも帰る所がないからとレオの妃になった。それを思えばイリヤが住む場所を用意出来るなら当初の理由を今も通すのは無理筋

レオもイリヤもサリフィの為に自分を削っている。勿論、イリヤの方に魔族への偏見が含まれているのは事実だけど、極端に間違っているわけでもない
サリフィはどちらを信じるべきかという問題に対し彼女は迷わず答えを出した
イリヤは信じられず誘拐し、レオは信じたが為に追い掛けた
次回、二人の男がサリフィの為にぶつかる様が描かれるかと思うとワクワクしてしまうね



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