『大切な人』という誰もが持つ温かい感情をアミトとカルラ、そしてサリフィの養母とそれぞれ異なる視点から描いている点が印象的なEP
レオやサリフィのように『大切な人』を努力の礎とする者も居る。他方で容易に触れられない又は壊したくない『大切な人』を守る為に人々はどうするのか。その遣り方がそれぞれ全く違う
アミトがヨルムンガンドに御守りを渡したいとは思うものの、それは我欲に因るものだった
そんな理由で渡そうとするなんてと自分を恥じてしまうのは、それだけ相手が『大切な人』だから。その人に向ける感情を汚したくないから
結局、自分の為よりヨルムンガンドの無事を願う感情によって渡せたのは良かったね
アミトとは全く別の表情を見せるのがカルラとサリフィの養母か
厳つさが見える為に嫌な印象を覚えてしまうが、母は大切な我が子を守る為なら何でもする。それが『大切な人』以外にとって鬼のように見えるだけ
ただ、カルラが鬼に見えるのは何もサリフィだけではない筈で。物陰から母を見詰めていたテトラの心情が描かれるだろう次回こそが本番だね