休暇中のティア達だから行われる活動もスパイの本分からズレている
アネットの母親に配慮して二人の時間を設ける。スパイという身分を思えば邪魔な行為、休暇中だから火遊びとして許される。でもスパイ活動なんて日常のすぐ裏に潜んでいるわけで…
アネットはあらゆるモノからズレている。ティア達の指導に従わず、母の想いにも応えない。この姿勢は記憶を無くしたからとも、スパイ活動中では無いからとも取れる
猶予の中だけじゃ他者との繋がりなんて生まれない。それでも僅かな繋がりを見出すなら肩入れしてしまうのがティアという人間か…
モニカが付き合ったのもこれが休暇中だから。休暇が終わりスパイとしての本分を思い出すなら、火遊びも終わり
アネットをスパイではなく娘として扱うティア、マティルダを母ではなくスパイとして扱うモニカ
反発する二人のズレがは渦中のアネットとマティルダをどのような未来へ導くのだろうね