知らなかった様々を知ろうとする総士を教える島の皆。マリスとてそれは同じ
『教える』というのは下手すれば自分の答えで相手を塗り固めてしまう行為。逆に言えば、教えの際には相手の答えを尊重するのが大切。だからこそ総士は皆城総士だけが持つ答えを探す必要があるわけだ
総士に与えられた仮初の家と部屋。島という大枠ではなく、島に住む人を教わる工程。それは同時に島に住む自分を教わる過程でも有るのか
また、別の面では島の面々が今の総士はどのような者か教えられる段取りにもなる
それが互いを知るという事なのだろうね
でも総士が総士だけの答えを探すなら皆が予想しない道を辿る時もある。その象徴が一騎の否定であり美羽を泣かせた点
それでも彼は自分で靴を返し、美羽に謝った。拙い第一歩としてはまずまず
そんな彼の前に現れた新たな試練は総士に何を教える事になるのかな?