《忘我》編終盤でアネットの特異性は充分に示されているが、今回はアルバイトという普通の生活を人としてネジが外れているアネットが問題なく満足に出来る描写を挟んでからのラストだったため、《忘我》編とは違ったインパクトが有ったね
裏向きは潜入任務でも表向きは接客バイト、『灯』の少女達はアネットにバイトなんて出来る訳がないと心配する。なのに誰より素敵にこなしていたら、そりゃ心はアポーになる(笑)
アネットに出来る訳が無いという思い込み。それが余計にショックを与えるわけだ
下品なスラングに余計な意味を見出させず、思い込みの裏をつく大麻取引の仕組みと似ている
更に言えば、アネットが発信機を付けたのもそれが犯人だと思うのが普通で、「ムカついたから」なんて思い込みの裏をつく所業
下手な思い込みが相手の正体を判らなくさせる
アネットに関しては思い込む時点で既に間違っているのはオチを見れば明白
クラウスにプレゼントなんてそりゃ純な気持ちを期待する方が間違っている
だとしても、他者の成長を削り取ろうとするのはガチで人として間違っているんだけども(笑)