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良い

学び舎であるカレッジが封鎖されるという決して明るくない事態。でも生徒に緊張感は薄かったね。敵のように現れたアルキュオネが留まる事への警戒も薄ければ、見るからに怪しいザッケローニへの警戒も薄い
若い青少年達はカレッジが封鎖された程度では事態の深刻さが飲み込めない。だから痛みの感触に接する必須科目が必要だったのかも

チサ達がカレッジの敵と繋がり有るフィロメラを囲んで普通に話し合えるのは以前にも似たような会話をしたからかな。あの時の感触でフィロメラが危険でないと判っている。その流れでアルキュオネも受け容れたのかな?
相手を危険かそうでないか判断するには実際に接するのが一番。だから武器を使う実技、口だけ達者な生徒への制裁が必要になる。そうすれば痛みは避けるべきと判る

その点ではエリアスとシメオンの交流もその類
友達の定義が判らないなら友達らしい行動を。その経験がエリアスに他の知人との関係も友達と言い表せるようになるのは良い成長と変化だね
一方で使い魔との戦闘で呪いのような戦闘能力と接してしまったチセは自分の体をどう考えているのか……



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